ピンクリボン運動
皆様、こんにちは。
いつもスクラブ通販専門店スクラブストアをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
リボン運動という言葉をご存知でしょうか?
リボン運動とは、社会問題や難病に対して世界で統一した色のリボンのアイテムを身に着ける運動です。元々は欧米が起源と言われております。少しだけリボン運動の色と内容について触れておきたいと思います
・レッドリボン:エイズの理解・支援
・ピンクリボン:乳癌の予防・啓発
・オレンジリボン:児童虐待防止
・グリーンリボン:移植医療の普及
・イエローリボン:障害のある人の自立と社会参加推進
・パープルリボン:女性への暴力防止・DV根絶
・ゴールドリボン:小児がんに対する理解と支援
・シルバーリボン:脳に起因する病気・障害をもつ人への理解と支援
・ブルーリボン:前立腺癌
上記以外にもまだまだありますが、今回はピンクリボン運動について触れたいと思います。
医療従事者の方はご存じかと思いますが、10月はピンクリボン運動の強化月間となっております。また、毎月19日はピンクの日となっております。
ピンクリボン運動とは?
1980年代、アメリカで乳癌で亡くなられた方のご家族が、『このような悲劇が繰り返されないように』との願いを込めて作られたリボンから始まった、乳癌の啓蒙運動です。ピンクリボンは、乳癌の早期発見・早期検診・早期治療の重要性を伝えるシンボルマークです。日本では2000年代に入ってから一般的に認知されるようになりました。
日本における乳癌事情
8人に1人が乳癌に罹ると言われている欧米では、乳癌を最も重要な女性の健康問題だと認識し、市民、各種団体、企業、行政、政治が様々な運動や政策を行ったことにより、乳癌の死亡率が徐々に減少しはじめています。
日本では社会全体で乳癌への関心が低く、年間の罹患数は9万人を超え、死者も1万4千人越えとなっており、9人に1人は乳癌に罹患する時代です。
特に、働き盛りの30代から60代の女性にとっては注意すべき病気です。
欧米の乳癌マンモグラフィーの検診受診率が80%に達しているのに対し、日本は40%前後と検診に行く人が少ないことが分かります。また、乳癌は女性だけが罹る病気ではありません。乳癌全体の1%は男性の罹患者で、1000人に1人が乳癌に罹患する可能性があります。
毎月1回はセルフチェックを
乳癌は、癌のなかでも生存率が高く、早期発見で適切は治療をすれば90%以上の患者さんの命を救う事ができると言われています。
自分の体を良く知ることが早期発見に繋がります。毎月日にちを決めてセルフチェックをしてみてください。
タイミングは閉経前の方は乳房が柔らかくなる月経終了後4~5日後くらいがオススメです。閉経後の方は毎月日にちを決めてセルフチェックをしてみてください。
(日付を忘れそうな方は、毎月19日がピンクリボンの日ですので、19日と決めておくと忘れないですね☆)
男性の方も1年に1回はセルフチェックをお忘れなく。
セルフチェックの仕方
① 見てチェック
鏡の前に立って、外見に異常がないかじっくりチェックしましょう。
・両手を高く上げてチェック
ひきつれはないですか?
くぼみはないですか?
ただれはないですか?
乳頭・乳輪の変化はないですか?
・乳房を満遍なく観察する
ひきつれはないですか?
くぼみはないですか?
ただれはないですか?
乳頭・乳輪の変化はないですか?
② 触ってチェック
シコリや硬い部分、凹凸はないですか?
・人差し指から小指を揃えて、小さな『の』の字を書くようにゆっくり乳房全体を撫でましょう。
・指先を脇の下に入れて、リンパ節にシコリや腫れがないか確認しましょう。
③ 分泌物のチェック
指先で乳頭をつまんだ際に分泌物は出ていませんか?
ブラジャーの内側にシミなどはできていませんか?
少しでも変化や異変に気が付いたらすぐに受診しましょう。近年は、産婦人科でもマンモグラフィーの検査をできる施設が増えてきていますが、専門は、乳腺外科、外科、乳腺内分泌科になります。
ピンクリボン刺繍
スクラブストアでは、スクラブメーカーFOLKの商品に限り、ピンクリボンの刺繍をおこなっております。刺繍サイズは3cm×3cmで、お色はホットピンクになります。金額は550円です。3種類の中からお選びいただけます。
Aタイプ
シンプルですが、よーく見ると上の方がハートになっていて可愛らしさもあるデザインです。
Bタイプ
3つの中で一番リボンらしさを出しているデザインです。AタイプもCタイプもハートがありますが、ハートはちょっと…可愛すぎる!という方にはオススメのデザインです。
Cタイプ
ハートがはっきりしていて、一番可愛らしさが出ているデザインになっています。可愛いものがお好みの方にはオススメのデザインです。
3つのデザインからお選びいただき、ピンクリボンを刺繍していただいた場合には、刺繍代金売り上げの10%を日本対がん協会様に寄付いたします。
最後に
今回は10月という事でピンクリボンについてとりあげてみました。
日本では2人に1人が癌に罹患し、3人に1人は癌で亡くなる時代だと言われています。自分自身と、自分の大切な人のために検診に行ったり、生活習慣の見直しのきっかけにしていただけたら幸いです。
ご一読いただきありがとうございました。