スクラブの洗濯方法

皆様、こんにちは。
いつもスクラブ通販専門店スクラブストアをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
毎日お仕事で着ているスクラブ。
皆様はどのようにお手入れしていますか?
お勤め先でクリーニングに出してくれるのなら嬉しいですが、配属部署によってはご自身でクリーニングやお洗濯をしていらっしゃる方も少なくはないのでしょうか?
自宅でお洗濯しすぎてせっかくのスクラブがボロボロになってしまったり、たまにはクリーニングに出して綺麗にしたいけれど、クリーニング代もそんなに安くはないので毎回出すのも戸惑ってしまう方もいらっしゃると思います。
そこで今回はスクラブのお洗濯の仕方を調べてみたのでブログに取り上げてみたいと思います。
そもそも、スクラブやスクラブパンツはお家でお洗濯できるの?
医療用スクラブの由来は、『ゴシゴシこすって洗う』という意味があります。
丈夫な生地を使用しているため、強くゴシゴシ洗っても生地が傷みにくいということからきています。
ですので、気軽にお洗濯ができ、なおかつウエア自体の軽さや動きやすさも特徴として兼ね備えた、医療従事者や介護施設で働く方にとっては嬉しいポイントを押さえて作られたユニフォームになっています。
白衣やナース服と違い、特殊な洗濯方法を必要としないので、ご自宅でのお洗濯は可能と言えるでしょう。
お洗濯するときのポイント
① お洗濯をする前にチェックをしよう!
スクラブは色が濃い商品も多く、他の衣類に色移りしてしまう場合があります。
また、病院や介護施設などの職場で着用されることが多いので、スクラブやパンツには雑菌や汚れが付着している可能性が非常に高いと言えます。
この2点から、私服やタオルなどとは一緒にお洗濯はせず、スクラブやパンツだけでお洗濯することをオススメします。
また、生地は傷みにくいものを使用していますが、洗濯ネットに入れてお洗濯していただくと、シワや型崩れ防止、色落ちを防いでくれます。
そして、忘れてはいけないのが、ポケットの中です!ポケットにロッカー等のカギ、携帯電話、ティッシュ、メモやボールペンは入っていませんか?電機器具は故障になりますし、ボールペンはインク漏れによるインクの染みの原因になります。油性インクも水性インクも落としにくい染みですので、ご注意ください。
② 洗濯から乾燥まで
洗濯洗剤は、スクラブの素材が、よく使われる綿やポリエステルの素材のスクラブでしたら弱アルカリ性の洗剤を使用するのをオススメします。
漂白剤は汚れを分解する効果もありますので、頑固な汚れやシミが目立たなくなることが利点ですが、漂白剤の種類によっては色落ちすることもあるので注意が必要です。
そして、汚れをしっかり洗い落とすには水温もポイントになってきます。
水温が低いと汚れが落ちにくいと言われています。
逆に高温で洗うと生地を傷めてしまう可能性がありますので、30℃程度のぬるま湯で洗うと良いでしょう。
シワや型崩れ防止のため、脱水は短時間で行うことをオススメします。
洗濯終了後はシワの原因や、型崩れを防ぐためになるべく早めに干しましょう。
スクラブの素材によっては柔軟剤の使用、乾燥器の使用をお控えいただく商品、日光による色あせ防止のため部屋干しをおすすめしている商品などもあるので、お洗濯する際は、洗濯表示を必ず確認しておくとよいでしょう。
漂白剤について
酸素系漂白剤
酸素のチカラで汚れを落とします。塩素系の漂白剤と違い、色や柄がついた衣類にも使えることが特徴です。
洗濯だけでなく、キッチンの排水溝のお掃除や洗濯機のお掃除など、お家の中も綺麗にするのにも役立ちますよ。
浸け置き洗いも簡単に行えるため、使い勝手の良いアイテムです。液体タイプと粉末タイプがありますが、成分が異なります。粉末タイプはデリケートな衣類には向きません。
液体タイプはウールや絹などデリケートな衣類にも使用できます。
塩素系漂白剤
漂白効果の強い、除菌・消臭も期待できる漂白剤です。頑固な汚れを落とす時に使用します。
こちらもキッチンや浴室のカビ掃除など用途別に種類が豊富です。水洗いOKな白無地の綿、麻、ポリエステル、アクリル製の衣類に使用できます。
還元系漂白剤
汚れから酸素を奪い取って色素を除去します。水洗いできる繊維なら全ての衣類に使えますが、基本的には白物専用です。
色物、柄物には使えないので注意が必要です。鉄分による黄ばみを落とすことができます。
洗濯標識について
洗濯表示には、洗濯の仕方、漂白の仕方、乾燥の仕方、アイロンの仕方、クリーニングの仕方が衣類の性質にあった正しい扱い方が記号によって書かれています。
洗濯表示は2016年12月1日から新しくなり、海外で広く使われている表示に見直されました。スクラブにも裏側についております。今一度、着用しているスクラブの洗濯表示をご確認いただけますと幸いです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
『ゴシゴシ洗う』という意味のスクラブですが、数カ月しか着用していないのに、毛玉を作ったことがきっかけでお洗濯の方法を調べてみました。
せっかくおしゃれで、かっこよくて、着やすくて良いところだらけのスクラブですので、皆様には清潔に保ちつつ、気持ちよくお仕事していただけたらと思っております。
ご一読いただき誠にありがとうございました。